認知症のトイレ徘徊や失禁を防止するための対策とは?

認知症の頻尿・トイレ徘徊・失禁。可能な限り予防し対策する方法を教えます。

認知症のトイレ徘徊や失禁を防止するには?

認知症の家族が自宅内でトイレを探しているうちに
目的が分からなくなって徘徊したり、失禁してしまう・・

などとお困りの方は多いようです。

ましてや認知症が進行すると頻尿になることが多く、
ますます問題は深刻になってきます。

ひどい方は一晩に100回以上トイレに行くという例も。

このトイレ徘徊や失禁への対策はまず
トイレへの道筋をしっかり認識させてあげることです。

そのためには部屋からトイレまで貼紙をしながら
道しるべを示してあげるなどの工夫をします。

そして夜であれば常に明かりをつけておくなどの
配慮も忘れないようにしましょう。

そこで無事トイレができればいいですが、
なかなか自力でうまくできないという方も多いかと思います。

そんな方にはトイレのバリアフリーも視野に入れた方が
いいでしょう。

若い人にとってはわかりませんが
トイレはお年寄りや認知症の方にとっては
危険がともなう場所です。

状況次第では介護保険の住宅改修の対象となるので
積極的に検討しましょう。

まとめると

・部屋からトイレまでの道のりに手すりや明かり、貼紙などをつけ、
・トイレの場所が一目でわかるようにし、
・トイレで用を足しやすい

という環境作りをしてあげてください。

大事なことは本人にとってできるだけ負担が少なくなる
ようにしてあげることで、それが介護する側の負担も
減らすことにつながります

介護にはまず介護の人の手というソフトよりも
住環境整備というハードが重要です。

なかでも排泄に関しては介護する側のストレスは
非常に大きいものがありますから
まず最初に手をつける必要があります。

しかしあまりリフォームにお金にかけられない
というご家庭も多いでしょう。

そんな方はリッショプナビという複数の業者に見積もり依頼
を出せるサービスを利用することで可能な限り、
リフォーム代を抑えることができます。

今後の介護の負担を少しでも減らすために
まずはプロに無料で査定相談してみてください。

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認知症の階段対策

認知症の方にとって階段は最も危険な場所
のひとつです。

階段の昇り降りは非常に危ないものなので
夜中に徘徊したりすると
介護する側もおちおち寝ていられません。

そんな認知症の階段対策には
階段そのものに侵入できないように
してしまうという方法があります。

それには鍵付きドアを
階段入口に取り付けるしかありません。

転落事故防止のために検討してみても
いいかもしれません。

認知症のお風呂対策

認知症の方はお風呂を極端に嫌がるという
ことも多いようです。

理由は人それぞれようですが
お風呂は危険な場所というトラウマのようなものが
根付いているというケースが多いです。

なので感情的に入浴するよう促しても
逆効果で、本人がすすんで入りたいとなるような
お風呂にしてあげることが対策です。

よほど深刻な場合は
お風呂のバリアフリー化も前向きに
検討することをお勧めします。